2020年5月より、都内の金融機関に勤めるヤマフクさん(仮名)を副業メンバーに加えて、副業マッチング事業「山形副業」をスタートしています。
そもそもの経緯が「山形に副業できる企業がない」ということで佐藤久之さんがジンジャーズにやってきたので、すぐに事業がスタートして順調に企業も人も集まる、というわけにはいきません。

色々と議論を重ねつつ、ジワジワと進めております。

「副業ってそもそも社員なの、社員と違うの?」
「秘密事項とか漏れたりしない?」
「どういう風に働いてもらうのかイメージわかない」

そんな疑問を払拭していかないと、副業を受け入れる企業は増えないと考えていて、そういった疑問を解消すべく、企業法務の観点から、副業導入時の基本的な留意事項について、専門の弁護士にお話お聞かせいただきました。


中川豊 弁護士


お話してくださったのは、東京六本木ヒルズに事務所を構える「アーキス外国法共同事業法律事務所」に所属されている、中川豊 弁護士です。
中川弁護士は、山形県山形市出身。高校卒業後に山形を離れて司法の道を志されて、現在は企業法務の専門家として活躍していらっしゃいます。
山形の企業と繋がりを持って地元に貢献できたら嬉しいということで、私たちの相談に快く応じてくださいました。


「雇用契約」か「業務委託契約」かの判断要素や、時間管理の留意点、秘密情報の流出防止などについて、初めて副業を受け入れる企業が疑問を持ちやすいテーマについて、質疑を交えながらお話いただきました。
私たちジンジャーズが、副業受け入れをサポートするに当たって、基本的な知識を端的にまとめてくださり、大変参考になりました。

最後に中川先生より、山形の企業からの法律相談も柔軟にご対応くださるとのこと、大変力強いお言葉頂戴しました。
(中川先生どうもありがとうございました!!)

副業に関しては、まだ法的な事例が少なく、これから色々な事案が出てきて整備されてくるだろうとのことですが、企業にとっても働く人にとっても新たな可能性のある「副業」について、私たちジンジャーズができることを精一杯進めていこうと思っております。

事業の本格スタートまでもう少し、あちこちからご期待の声を頂戴しております。副業メンバーのヤマフクさんとともに、ジンジャーズ一同頑張っていきます。



中川弁護士の所属事務所・プロフィール

アーキス外国法共同事業法律事務所
中川豊弁護士プロフィール(日弁連ひまわりサーチ)
※企業法務・EUなど諸外国企業との法的問題の解決など広く知見をお持ちとのことですので、海外進出を進めていくにあたって課題やご不安をお持ちの山形の企業さんの強い味方になっていただけるかと思います。